間取り 勝手口:住まいの利便性を高める工夫
勝手口とは、住まいの裏手などにある、玄関とは別の出入り口のことです。台所への出入り口として使われていたのが始まりですが、近頃は洗面所や浴室、家事を行う場所に近接して設けられることも多く、多様な使い方がされています。勝手口があると、毎日の暮らしがぐっと便利になります。庭いじりやごみ出し、ペットの散歩などが楽になるのはもちろん、玄関を通らずに家に入れるため、急な雨や雪の時にも役立ちます。また、換気を良くするためにも使えます。台所での料理中や、お風呂上がりの湿気を素早く外に出せるので、カビの発生を抑え、家を清潔に保つのに役立ちます。以前は勝手口は防犯上の不安があると言われていましたが、最近は防犯性を高めたものが多くなってきています。例えば、二重ロックや防犯ガラス、格子などが採用されているものもあります。また、センサーライトを設置することで、侵入者を感知し、威嚇することもできます。勝手口ドアの素材も様々です。アルミ製は軽く、錆びにくく、耐久性に優れているのが特徴です。木製は断熱性が高く、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。樹脂製は断熱性、気密性が高く、結露しにくいのが利点です。それぞれの素材の特徴を理解し、住まいの環境や好みに合わせて選ぶと良いでしょう。勝手口の設置費用は、工事内容や使用する建材によって異なりますが、おおよそ数十万円程度が目安となります。新築時に設置する場合と、リフォームで設置する場合でも費用は変わってきます。リフォームの場合は、既存の壁を壊したり、配管を移動したりする必要があるため、新築時よりも費用がかかることが多いです。専門の業者に相談し、見積もりを取ってもらうことをお勧めします。
