素材 ペットボトルだけじゃない!PET樹脂の幅広い活用法
ポリエチレンテレフタレート樹脂。これがPET樹脂の正式名称です。普段はPETと略して呼ばれることが多いですが、私たちの生活には欠かせない、とても大切な合成樹脂です。このPET樹脂は、一体どのようにして作られるのでしょうか。実は、石油からできています。石油から作られるテレフタル酸とエチレングリコールという二つの物質を原料としています。これらを高温で真空にした特別な場所で化学反応させることで、PET樹脂が生まれます。まるで魔法のような工程を経て、私たちの生活を支える素材が誕生するのです。PET樹脂といえば、多くの人がペットボトルを思い浮かべるでしょう。確かに、飲み物の容器として広く使われていますが、PET樹脂の活躍はそれだけではありません。透明で丈夫という優れた特徴を持つため、実に様々な用途で使われています。例えば、食品を包むフィルム。お惣菜やお弁当、お菓子の包装によく使われています。これは、PET樹脂が水蒸気を通しにくい性質を持っているからです。食品の鮮度を保つのに、大変役立っているのです。また、洋服の繊維としても使われています。軽くて丈夫なため、スポーツウェアやアウトドア用品などに利用されています。さらに、卵のパックやお弁当の容器などにも使われています。このように、PET樹脂は私たちの身の回りの様々な製品に使われており、なくてはならない素材と言えるでしょう。
