素材 アガチス材:家具と内装に最適な木材
アガチスは、ナンヨウスギ科アガチス属に分類される常緑の針葉樹です。 針のような葉を持つ木で、一年を通して緑の葉を茂らせます。アガチス属にはおよそ20種類の木が含まれており、これらを総称してアガチスと呼んでいます。アガチスは主にフィリピンやマレーシアなどの東南アジア地域と、太平洋に浮かぶ島々で広く育っています。温暖な気候と豊かな雨量を好むため、これらの地域に多く分布しているのです。アガチスという名前の由来は、ニューギニア島での呼び名から来ています。遠く離れた日本では、「南洋ヒノキ」や「南洋カツラ」といった商品名で売られていることも多く見られます。南洋という言葉からも分かるように、日本のヒノキやカツラとは全く異なる種類の木材です。名前が似ているため混同されやすいですが、それぞれ異なる特徴を持っています。アガチスは成長がとても早く、木材として豊富に供給できるため、価格も比較的安いという利点があります。手に入りやすい木材として、建築材料や家具、建具などに広く利用されています。木肌は白っぽい色で、柔らかく加工しやすいという特徴も持っています。そのため、日曜大工などにも適した木材と言えるでしょう。ただし、耐久性や耐水性はやや劣るため、屋外で使用する場合は適切な塗装や処理が必要となります。また、柔らかな材質であるがゆえに、傷がつきやすいという一面も持っています。用途に合わせて適切に使用する必要があります。アガチスは、明るい色合いと柔らかな木目が魅力の木材です。手頃な価格で入手しやすいことから、様々な場面で活用されています。
