素材 軽くて加工しやすいアルビジア材の魅力
アルビジア材とは、マメ科アルビジア属に分類される落葉高木の樹木から得られる木材のことです。この樹木は主に中央アフリカから東アフリカ、ジンバブエの高地といった地域に分布し、太陽の光をたくさん浴びて育ちます。「赤いノンゴ」「白いノンゴ」「南洋ギリ」といった別名でも知られています。アルビジアは成長がとても速い木として知られており、植林に適した樹種として熱帯地域で広く活用されています。まるでぐんぐん伸びる雑草のように、あっという間に大きくなるため、木材資源の確保に役立っています。木材そのものを見てみると、中心部分である心材と外側の辺材の色合いの違いはあまりはっきりとしていません。全体的に淡い黄色みを帯びた白色をしていますが、中心部分は濃い色になる場合もあります。木肌は滑らかで、加工もしやすいのが特徴です。ノコギリやカンナを使って容易に思い通りの形に加工できますが、表面の仕上がりは少々粗くなる傾向があります。そのため、見た目の美しさが求められる家具や装飾品などにはあまり向いていません。アルビジア材は、強度や耐久性が高いというよりは、加工のしやすさと成長の速さがメリットの木材と言えるでしょう。見た目を気にしない部分に使ったり、木材をたくさん必要とする場面で活用されたりしています。また、軽くて扱いやすいことから、梱包材やパルプ材としても利用されています。木の成長が速いことから、環境への負担が少ない持続可能な資源としても注目されています。
