スパニッシュシーダー

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香り高いスパニッシュシーダーの魅力

スパニッシュシーダーは、聞き馴染みのない名前かもしれませんが、中南米や西インド諸島といった温暖な地域に育つ木です。セドロという別名でも知られています。名前には杉という言葉が入っていますが、実は杉の仲間ではなく広葉樹です。高さは12メートルから大きいものだと30メートルにもなり、立派に成長します。なぜ杉という名前が付けられたかというと、杉に似た良い香りがするからです。この香りは、虫が嫌うため、防虫効果も期待できます。乾燥させた状態だと、比重は0.43から0.45と軽く、柔らかい材質です。そのため、加工がしやすく、家具や建具など様々な用途で使われています。木目は一般的にまっすぐで美しいのも特徴です。また、色合いも魅力的で、木の外側の辺材は淡い褐色、中心部分の心材は濃い赤褐色をしており、色の違いがはっきりと出ています。このスパニッシュシーダーは、その軽さと柔らかさから、楽器の材料としても人気があります。特に、クラシックギターやフラメンコギターなどの弦楽器の胴体部分に使われることが多く、音の響きを良くする効果があると言われています。また、その美しい木目と色合いを生かして、家具や内装材としても広く利用されています。加えて、湿気に強いという特徴も持っているので、浴室や洗面所といった水回りにも適しています。このように、スパニッシュシーダーは、見た目も美しく、香りも良く、機能性にも優れた木材です。加工のしやすさ、独特の色合いと木目、そして杉に似た芳香といった様々な魅力を持つスパニッシュシーダーは、住宅の様々な場所に利用できる、魅力的な木材と言えるでしょう。