憧れの空間、回りバルコニーの魅力

インテリアについて聞きたい
先生、「回りバルコニー」ってよく聞くんですけど、普通のバルコニーとはどう違うんですか?

インテリア研究家
いい質問だね。普通のバルコニーは建物の片側に付いていますが、「回りバルコニー」はマンションの角部屋にあって、部屋を囲むように複数の方向に広がっているバルコニーのことだよ。

インテリアについて聞きたい
つまり、角部屋専用のバルコニーなんですね。何かメリットはあるんですか?

インテリア研究家
そうだね。角部屋ということもあり、普通のバルコニーよりも広く、開放感がある。それから、採光や通風にも優れていることが多いね。景色も複数の方向から楽しめる場合が多いよ。
回りバルコニーとは。
マンションの端にある部屋(かど部屋)で、部屋の周りを囲むように作られたベランダについて説明します。
開放感あふれる居住空間

住まい全体を包み込むように設けられた回りバルコニーは、まさに開放感の権化と言えるでしょう。一般的なバルコニーと違い、住戸の二方向、三方向、あるいは四方を囲むように設置されているため、光が部屋の隅々まで行き渡り、明るく朗らかな空間を作り出します。まるで戸建て住宅のように、壁に囲まれた窮屈さを感じることなく、広々とした空間でゆったりと過ごすことができます。
特に高層マンションにおいては、その効果はさらに際立ちます。眼下には街の景色が広がり、視線を遮るものが何もないため、まるで空に浮かんでいるかのような浮遊感を味わうことができるでしょう。都会の喧騒から離れ、静かで穏やかな時間を過ごすことができます。窓を開ければ、心地よい風が室内を吹き抜け、自然と一体になったような感覚を味わえます。鳥のさえずりや風の音、空の色の変化など、自然の移ろいを身近に感じながら、日々の暮らしを楽しむことができるでしょう。
また、回りバルコニーは、室内空間の延長として活用することも可能です。例えば、テーブルと椅子を置いて、ティータイムを楽しむ場所として使ったり、植物を置いて小さな庭を作ったりすることもできます。都会の真ん中にいながら、自然に囲まれたリゾート気分を味わえる、そんな贅沢な空間を演出することができるでしょう。さらに、プライバシーの確保という点でも、回りバルコニーは大きなメリットとなります。周囲の視線を気にせずに、バルコニーでくつろぐことができるので、安心してプライベートな時間を過ごすことができます。
| 特徴 | メリット |
|---|---|
| 住戸の二方向、三方向、あるいは四方を囲む | 光が部屋の隅々まで行き渡り、明るく朗らかな空間 |
| 特に高層マンションにおいては、眼下には街の景色が広がり、視線を遮るものが何もない | まるで空に浮かんでいるかのような浮遊感を味わうことができる |
| 窓を開ければ、心地よい風が室内を吹き抜ける | 自然と一体になったような感覚を味わえる |
| 室内空間の延長として活用できる | ティータイムを楽しむ、植物を置いて小さな庭を作る |
| プライバシーの確保 | 周囲の視線を気にせずに、バルコニーでくつろぐことができる |
多様な活用方法

建物の周囲を取り囲むように作られた広々としたバルコニーは、様々な活用方法で暮らしを豊かに彩ります。まるで空に浮かぶ庭のようなこの空間は、住む人の発想次第で多様な姿に変化します。
例えば、色とりどりの花々や緑あふれる植物を育てれば、心安らぐ憩いの場となります。太陽の光を浴びながら、お気に入りの椅子に腰掛けて読書を楽しむのも良いでしょう。心地よい風を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
また、テーブルと椅子を置いて、家族や友人とティータイムを楽しむこともできます。爽やかな青空の下、楽しい語らいのひとときは格別です。お子様にとっては、広々とした遊び場として最適です。おもちゃを広げて遊んだり、走り回ったり、元気いっぱいに過ごせることでしょう。
さらに、洗濯物を干す場所としても十分な広さを確保できます。たくさんの洗濯物を一度に干せるので、家事の負担を軽減できます。また、周囲の視線を気にせず、プライバシーを守れる点も魅力です。
近年注目されているのが、バルコニーでの家庭菜園です。プランターにハーブや野菜を植えれば、新鮮な食材を食卓に並べることができます。土に触れ、植物の成長を見守る喜びは、都会の生活ではなかなか味わえない貴重な体験です。収穫した野菜を自分で調理する楽しみも加わります。
このように、回りバルコニーは、住む人の暮らしに合わせて自由に形を変える、魅力的な空間です。都会の喧騒を忘れ、自然を感じながら、豊かな時間を過ごせる特別な場所となるでしょう。
| 活用方法 | 詳細 |
|---|---|
| 憩いの場 | 色とりどりの花々や緑あふれる植物を育て、お気に入りの椅子で読書を楽しむ。心地よい風を感じながらゆったりとした時間を過ごす。 |
| ティータイム | テーブルと椅子を置いて、家族や友人とティータイムを楽しむ。 |
| 子供の遊び場 | 広々とした空間でおもちゃを広げて遊んだり、走り回ったりできる。 |
| 洗濯スペース | たくさんの洗濯物を一度に干せる。周囲の視線を気にせずプライバシーを守れる。 |
| 家庭菜園 | プランターにハーブや野菜を植え、新鮮な食材を食卓に並べることができる。土に触れ、植物の成長を見守る喜びを味わえる。 |
プライバシーへの配慮

住まいにおいて、開放感とプライバシーの両立は重要な課題です。特に、周囲を囲む回廊型のバルコニーは、広々とした空間を享受できる一方で、周囲の建物からの視線が気になることがあります。近隣住民との距離が近い場合や、道路に面している場合は、より一層、プライバシーへの配慮が求められます。
視線を遮るための対策として、まずバルコニーの柵の高さに注目しましょう。腰の高さ程度の低い柵では、外から室内が覗かれてしまう可能性があります。胸元以上の高さのある柵を設置することで、視線を遮り、安心感を高めることができます。さらに、視線の向きも考慮が必要です。近隣の建物や道路からの視線を分析し、特に気になる方向には、より高い柵や格子状の目隠しを設置するなどの工夫を凝らすと良いでしょう。
柵に加えて、植物を配置するのも効果的です。背の高い植木や蔓性の植物を育てれば、自然な目隠しとなり、柔らかな雰囲気を演出できます。季節の変化を楽しめるだけでなく、周囲の景色に緑を添えることで、より心地よい空間を創り出せます。ただし、植物は成長に伴い大きくなるため、定期的な剪定などの手入れが必要となります。
近年では、デザイン性と機能性を兼ね備えたスクリーンも注目を集めています。素材や色、デザインも豊富なので、建物の外観に合わせて選ぶことができます。設置も比較的容易で、不要な時は取り外すことも可能です。また、可動式のルーバーであれば、光の量や風通しを調整することもできます。開放感を損なわずにプライバシーを確保したい場合は、これらのアイテムを有効活用しましょう。
快適な暮らしを実現するためには、プライバシーへの配慮は欠かせません。周囲の環境や建物の構造に合わせて、最適な方法を選び、安心で心地よい空間を創り上げましょう。
| 対策 | 詳細 | メリット | デメリット/注意点 |
|---|---|---|---|
| バルコニーの柵の高さ | 腰高以上の高さの柵を設置 | 視線を遮り、安心感を高める | – |
| 視線の向きへの配慮 | 気になる方向に高い柵や格子状の目隠しを設置 | 視線を遮り、プライバシーを確保 | – |
| 植物の配置 | 背の高い植木や蔓性の植物を育てる | 自然な目隠し、柔らかな雰囲気、季節の変化を楽しめる | 定期的な剪定などの手入れが必要 |
| スクリーンの活用 | 素材、色、デザインが豊富。可動式ルーバーもある。 | デザイン性と機能性を両立、光の量や風通しを調整可能、設置・撤去が容易 | – |
マンション選びのポイント

集合住宅を選ぶ際、外に張り出した縁側のような場所は、暮らしの快適さを大きく左右する大切な場所です。どのような形をしているか、どのくらいの広さがあるのか、どちらの方角を向いているのかをしっかりと確認することが重要です。日当たりが良いか、風通しは良いか、景色はどうか、周りの視線は気にならないかなど、自分の暮らし方や好みに合うかどうかをじっくりと考えましょう。
南向きの縁側は日当たりが良いので、洗濯物を乾かすのに便利です。また、植物を育てるのにも適しています。しかし、夏場は日差しが強すぎることもあるので、日よけ対策が必要になるかもしれません。東向きの縁側は、午前中に日差しが入るので、気持ちの良い朝を迎えられます。西向きの縁側は、午後に日差しが入るので、夕焼けを楽しめます。北向きの縁側は、日当たりはあまり良くありませんが、夏場は涼しく過ごせるという利点があります。
広さも重要なポイントです。洗濯物を干すだけでなく、テーブルや椅子を置いてくつろぎたい場合は、ある程度の広さが必要です。景色を楽しみたい場合は、視界を遮るものがないかどうかを確認しましょう。周りの建物との距離が近すぎると、視線が気になることもあります。また、管理に関する決まり事も確認しておきましょう。縁側の使い方に関するルールが定められている場合があります。例えば、植物を育てて良いか、洗濯物をどのように干して良いかなどが決められていることがあります。事前に確認しておかないと、後々困ることになるかもしれません。これらの点をしっかりと確認することで、快適な集合住宅暮らしを送ることができます。
| 方角 | メリット | デメリット | その他 |
|---|---|---|---|
| 南向き | 日当たりが良い、洗濯物乾燥に便利、植物栽培に適している | 夏場は日差しが強すぎる | 日よけ対策が必要 |
| 東向き | 午前中に日差しが入る、気持ちの良い朝を迎えられる | ||
| 西向き | 午後に日差しが入る、夕焼けを楽しめる | ||
| 北向き | 夏場は涼しい | 日当たりがあまり良くない |
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 広さ | 洗濯物、テーブル、椅子を置く場合は広さが必要 |
| 景色 | 視界を遮るものがないか確認 |
| 周りの視線 | 建物との距離が近すぎると気になる |
| 管理に関する決まり事 | 植物栽培、洗濯物干しに関するルール確認 |
安全対策の重要性

住まいの外に張り出した縁側のような空間、回りバルコニー。通常のバルコニーよりも面積が広く、多目的に使える反面、安全対策にも気を配らなければなりません。特に、小さなお子様がいるご家庭では、転落事故を防ぐことが最優先です。
まず柵の高さを確認しましょう。お子様の背丈を十分に超える高さが必要です。また、柵の強度も重要です。ぐらついたり、簡単に壊れてしまうような柵では、お子様の安全を守ることができません。柵の間隔も狭く、お子様がすり抜けられないように注意が必要です。
次に、手すりと床面の滑り止め対策です。雨の日や風の強い日など、天候が悪い日は特に滑りやすくなります。手すりは握りやすく、滑りにくい素材を選びましょう。床面には滑り止めマットを敷いたり、滑りにくい塗料を塗るなどの対策が必要です。
また、強風対策も忘れてはいけません。回りバルコニーは風通しが良いため、風の影響を受けやすい場所です。植木鉢や物干し竿、おもちゃなど、軽いものは強風で飛ばされてしまう可能性があります。普段から、バルコニーに置くものは重くて動かないものを選び、軽いものは使わない時に屋内へしまう習慣をつけましょう。どうしても外に置いておく必要がある場合は、しっかりと固定することが大切です。ロープやバンドなどで固定したり、重しを乗せるなど、飛ばされないように工夫しましょう。
安全なバルコニーを維持するためには、定期的な点検と手入れも欠かせません。柵や手すりにぐらつきや腐食がないか、床面にひび割れがないかなど、定期的に確認し、必要に応じて修理や補修を行いましょう。快適で安全なバルコニーは、日頃からの心掛けで実現できます。
| 項目 | 対策 |
|---|---|
| 柵の高さ | お子様の背丈を十分に超える高さにする |
| 柵の強度 | ぐらついたり、簡単に壊れない強度にする |
| 柵の間隔 | お子様がすり抜けられない狭い間隔にする |
| 手すり | 握りやすく、滑りにくい素材を選ぶ |
| 床面 | 滑り止めマットを敷く、滑りにくい塗料を塗る |
| 強風対策 |
|
| 定期的な点検と手入れ | 柵、手すり、床面のぐらつき、腐食、ひび割れなどを確認し、必要に応じて修理や補修を行う |
