ホワイトアッシュ

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ホワイトアッシュ:上品な空間を演出する木材

白い灰という名前で呼ばれるホワイトアッシュは、北アメリカがふるさとであるモクセイ科トネリコ属の広葉樹です。アメリカトネリコやアメリカタモという別名も持っています。名前から、全体が白っぽい木を思い浮かべる方もいるかもしれません。しかし、実際は木の外側の部分(辺材)は白っぽい色をしていますが、中心部分(心材)の色は灰褐色、茶褐色、薄黄色など様々です。そのため、お店で売られている際には、中心部分の色が濃いものをブラウンアッシュと呼び、区別していることもあります。ホワイトアッシュの大きな特徴は、はっきりとした木目です。この木目は、上品で清潔感のある印象を与え、見る人に好印象を与えます。また、落ち着いた雰囲気も持ち合わせているため、和風の空間にも自然と溶け込みます。近年、このような特徴から、家具や床材、建具など、様々な用途で人気が高まっている木材です。ホワイトアッシュは、見た目の美しさだけでなく、強度と耐久性にも優れています。衝撃にも強く、曲げにも強いという特徴から、野球のバットやテニスラケット、ホッケーのスティックなどにも用いられています。また、加工のしやすさも魅力の一つです。切削などの加工が容易なため、家具職人からも愛されています。さらに、ホワイトアッシュは塗装との相性も良く、様々な色合いに仕上げることができます。そのため、お部屋の雰囲気に合わせて、自分好みの色合いに仕上げることも可能です。このように、ホワイトアッシュは美しさ、強度、加工性、そして塗装の自由度といった多くの魅力を兼ね備えた木材と言えるでしょう。