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プライ材:知られざる木材の魅力

プライ材とは、キョウチクトウ科アルストニア属に分類される広葉樹です。東南アジアやオーストラリア、ソロモン諸島など、主に太平洋沿岸やアフリカの熱帯雨林という温暖な地域に広く分布しています。別名としてアルストニアやミルキィパインとも呼ばれています。同じキョウチクトウ科に属するジェルトンという木材と性質が似ており、製材する際に、切り口から乳液のような白い樹液が出てくるのが特徴です。この樹液の跡が乾くと、木材の表面に凹みとなって現れます。プライ材は木材の中では軽くて柔らかい種類に分類されます。木材の重さである気乾比重は0.34から0.50程度とされています。これは、水に浮くこともある軽さです。見た目は、木の外側にあたる辺材と中心部分の心材の境界ははっきりしておらず、年輪も不明瞭です。全体的には黄白色で、明るい色合いをしています。この木材は、加工のしやすさから、様々な用途に利用されています。合板や家具、建具、おもちゃ、模型など、私たちの生活の中で幅広く活用されています。また、柔らかく加工しやすいという特性から、彫刻にも適しています。プライ材は、軽くて柔らかく、加工しやすいという長所を持つ一方、耐久性はやや劣ります。そのため、屋外で使用する建材などにはあまり向きません。また、虫や菌による害を受けやすいという欠点もあります。しかし、適切な処理を施すことで、これらの欠点を補うことができます。例えば、防虫・防腐処理を行うことで、耐久性を向上させることができます。このように、プライ材は手頃な価格で入手しやすいという点も魅力の一つです。そのため、DIYなどにも気軽に利用できる木材として人気を集めています。