パーツ ケーシング枠で高級感を演出
窓や扉を囲む、額縁のような枠のことをケーシング枠と言います。まるで絵画の額縁のように、窓や扉を美しく飾り立てる役割を果たします。この「ケーシング」という言葉は、元々は物を包む、包装することを意味します。住宅においては、窓や扉の開口部を包み込むように取り付けられる装飾的な枠材のことを指します。窓や扉には、実は二種類の枠が使われています。一つは固定枠で、これは家の構造に関わる重要な枠です。窓や扉をしっかりと固定し、建物の強度を保つ役割を担っています。もう一つは、仕上げ材として使われるケーシング枠です。こちらは、見た目を美しく整えるための枠です。ケーシング枠は、断面が「L」字型になっています。この形によって、壁の中に少し埋め込むように取り付けることができます。そうすることで、壁と枠が一体となり、すっきりとした印象になります。正面から見ると、固定枠とケーシング枠の二重になっていることから、二重額縁とも呼ばれています。ケーシング枠を取り付けることで、窓や扉周りに重厚感と高級感が生まれます。シンプルな窓や扉でも、ケーシング枠を付けるだけで、まるで高級家具のような風格を醸し出すことができます。また、ケーシング枠のデザインや色、素材を変えることで、様々な雰囲気の空間を演出できます。洋風の住宅だけでなく、和風の住宅にも合わせることができ、インテリアの質を高める効果があります。部屋全体の印象を大きく左右する重要な要素と言えるでしょう。
