素材 米杉:魅力と活用法
米杉は、ウエスタンレッドシダーとも呼ばれる、ヒノキの仲間の常緑樹です。名前には杉と付いていますが、実はネズコ、別名クロベの仲間で、アメリカネズコとも呼ばれています。主な産地は北米大陸太平洋岸のカナダ、バンクーバー周辺です。樹高は50メートルを超え、直径も2メートルを超える大木に育ちます。米杉の材木は水に強く、腐りにくいという特徴があります。そのため、湿気が多い場所や屋外での使用に最適です。お風呂場やベランダ、外壁などにも安心して使うことができます。また、シロアリなどの害虫にも強いので、家の土台としても使われています。加工もしやすく、柔らかな手触りも魅力です。さらに、独特の香りを持つことでも知られています。この香りは、人によってはリラックス効果を感じるとも言われており、寝室などにもおすすめです。一方で、木肌が少し粗いという点も考慮する必要があります。表面を滑らかに仕上げたい場合には、研磨などの丁寧な作業が必要です。また、米杉材は、辺材の部分は白っぽい色、芯材の部分は茶色っぽい色をしており、その色の境目がはっきりとしています。この白と茶色のコントラストも、米杉の魅力の一つと言えるでしょう。家具や壁材として使えば、自然な風合いを空間に取り入れることができます。外壁材として使えば、経年変化による色の変化も楽しむことができます。
