快適な水回り空間:ユニットバス(UB)の選び方

インテリアについて聞きたい
先生、間取り図でよく見る「UB」ってどういう意味ですか?

インテリア研究家
UBは「ユニットバス」の略だよ。あらかじめ工場で壁や床、天井などを一体成型した浴室のことだね。浴槽と洗い場がセットになったものや、洗面台やトイレと一緒になったものもあるんだよ。

インテリアについて聞きたい
なるほど!一体で作られているんですね。種類もいくつかあるんですか?

インテリア研究家
そうだよ。大きさで「1216」や「1620」のように表記されるものや、マンション用、一戸建て用といった風に建物によって種類が分かれているんだ。
UBとは。
部屋の飾りつけや内装工事で使われる言葉「UB」について説明します。「UB」とは、設計図などに書かれるユニットバスの略称です。ユニットバスは、水漏れを防ぐ樹脂などで床、壁、天井を一体成型にしたお風呂のことです。お風呂とシャワーが付いたもの、お風呂と洗面台が付いたもの、さらにはお風呂、洗面台、トイレが一緒になった「3点ユニットバス」などがあります。3点ユニットバスはよくホテルで見かけます。ユニットバスの大きさは、お風呂の幅と奥行きで表されます。例えば、「1216」は幅120cm、奥行き160cm、「1418」は幅140cm、奥行き180cmといった具合です。他にも「1616」(160cm×160cm)、「1620」(160cm×200cm)、「1624」(160cm×240cm)など、様々な大きさがあります。また、マンション用、一戸建て用、マンションの改修用など、建物や用途に合わせて色々な種類のユニットバスが販売されています。
ユニットバスとは

ユニットバス(略して「ユニット」と呼ばれることもあります)とは、あらかじめ工場で天井、壁、床を一体化して作られた浴室のことです。まるで大きな箱のような構造をしています。以前はタイルを一枚一枚貼って浴室を作っていましたが、ユニットバスは工場でまとめて作るので、短い工期で設置できることが大きな利点です。
ユニットバスの材質は、水に強く、耐久性に優れた樹脂素材などが使われています。そのため、昔ながらのタイル張りの浴室に比べて、水漏れの心配がぐっと減り、お手入れも簡単です。日々のお掃除は、軽く水で洗い流すだけで済む場合も多いので、清潔な状態を保ちやすく、忙しい毎日を送る方にもぴったりです。カビや水垢も付きにくく、掃除の手間が省けるのは嬉しい点です。
ユニットバスは、様々な大きさやデザイン、機能が用意されています。ご自宅の浴室の広さに合わせて、ぴったりのサイズを選ぶことができます。色や模様も豊富なので、好みに合わせて選ぶ楽しさもあります。落ち着いた雰囲気のものから、明るい印象のものまで、様々なデザインがあります。
機能面でも進化を遂げており、快適なバスタイムを実現するための様々な工夫が凝らされています。例えば、肩までしっかりとお湯に浸かれる深い浴槽や、心地よいミストサウナ機能、浴室暖房乾燥機など、多様な機能が搭載されています。また、手すりの設置や、滑りにくい床材など、安全面にも配慮した設計もされています。高齢者や小さなお子様がいる家庭でも、安心して使えるように工夫されているので、快適で安全なバスタイムを過ごすことができます。
このように、ユニットバスは施工のしやすさ、お手入れの簡単さ、デザインと機能の多様さといった数多くの利点を持っています。リフォームだけでなく、新築住宅でも広く採用されており、快適な暮らしを支える設備として、ますます注目を集めています。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 定義 | 天井、壁、床を工場で一体化して作られた浴室 |
| 施工 | 工期が短い |
| 材質 | 水に強く、耐久性に優れた樹脂素材など |
| お手入れ | 水漏れ心配軽減、掃除が簡単 (水垢、カビが付きにくい) |
| 種類 | 様々な大きさ、デザイン、機能 |
| 機能例 | 深い浴槽、ミストサウナ、浴室暖房乾燥機、手すり、滑りにくい床材 |
| メリット | 施工のしやすさ、お手入れの簡単さ、デザインと機能の多様さ |
ユニットバスの種類

お風呂と洗面所を一体にしたユニットバスは、様々な種類があります。まず、一般的に思い浮かべるのは、浴槽と洗い場、シャワーが一緒になったタイプです。これは、戸建て住宅やマンションなどで広く採用されており、限られたスペースでも効率的に設置できるのが魅力です。
その他にも、洗面台やトイレまで含めた「3点ユニットバス」と呼ばれる種類も存在します。これは、主にホテルやワンルームマンションなどで見られ、非常にコンパクトな空間に水回りをまとめられるのが特徴です。3点ユニットバスは、掃除の手間を省けるという利点がある一方、家族が多い場合は朝の支度などで混雑してしまう可能性も考えられます。
ユニットバスを選ぶ際には、家族の人数や生活の仕方、設置場所の広さを考慮することが重要です。例えば、小さなお子様がいる家庭では、洗い場が広く確保されているタイプがおすすめです。また、お年寄りや身体の不自由な方がいる場合は、手すりの設置や段差の少ないバリアフリー設計のユニットバスを選ぶと安心です。
近年では、快適な入浴体験を提供するための様々な機能が搭載されたユニットバスも増えています。浴室テレビでニュースや映画を楽しんだり、ミストサウナでリラックスしたり、ジェットバスでマッサージ効果を得たりと、まるで自宅で温泉気分を味わうことも可能です。さらに、浴室暖房乾燥機付きのユニットバスなら、雨の日でも洗濯物を乾かすことができ、家事の負担を軽減できます。このように、多様な機能が搭載されたユニットバスが登場しており、自分の好みに合った設備を選ぶことで、より快適なバスタイムを実現できます。
| ユニットバスの種類 | 特徴 | メリット | デメリット | 設置場所 | その他 |
|---|---|---|---|---|---|
| 一般的なユニットバス | 浴槽、洗い場、シャワーが一体 | 限られたスペースでも設置可能 | – | 戸建て、マンション | – |
| 3点ユニットバス | 洗面台、トイレを含む | コンパクト、掃除が楽 | 家族が多いと混雑する | ホテル、ワンルームマンション | – |
| 多機能ユニットバス | 浴室テレビ、ミストサウナ、ジェットバス、浴室暖房乾燥機など | 快適な入浴体験、自宅で温泉気分、家事の負担軽減 | – | – | 家族の人数、生活の仕方、設置場所の広さ、好みに合わせて設備を選ぶ |
サイズの選び方

お風呂場を新しくする際に、ユニットバスの大きさ選びは大切なことです。大きさの表示は、幅と奥行きをセンチメートルで表し、「1216」は幅120センチメートル、奥行き160センチメートル、「1620」は幅160センチメートル、奥行き200センチメートルのように表記されます。数字が大きくなるほど、お風呂場も広くなります。
設置する場所の広さにぴったり合う大きさを選ぶことが大切です。窮屈なお風呂場にならないように、家族の人数や将来の生活の変化を考えて大きさを決めましょう。たとえば、今は一人暮らしでも、将来家族が増える可能性がある場合は、少しゆとりを持った大きさにしておくと良いでしょう。また、高齢になった際に、介助が必要になることも想定し、車椅子が入れる広さを確保することも検討しておきましょう。
ショールームなどで実物を見て、実際の広さを体感することをお勧めします。カタログやウェブサイトの写真だけでは、なかなか実際の広さをイメージしづらいものです。ショールームでは、様々な大きさのユニットバスが展示されているので、実際に中に入ってみて、どのくらいの広さが自分に合っているのかを確認することができます。また、浴槽の深さや手すりの位置なども確認できるので、使い勝手もイメージしやすくなります。
最近では、大きなサイズのユニットバスだけでなく、変わった形をしたユニットバスも作られています。そのため、様々な住宅事情に対応できるようになっています。マンションなどの集合住宅では、設置スペースが限られている場合も多いですが、限られたスペースでも快適に使えるように工夫されたユニットバスもあります。また、一戸建て住宅で、変わった形のお風呂場を作りたい場合にも、対応できる可能性があります。
ユニットバスを選ぶ際には、大きさだけでなく、機能やデザインも考慮することが大切です。快適で使いやすいお風呂場を実現するために、じっくりと検討しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大きさの表示 | 幅と奥行きをセンチメートルで表記。例:「1216」は幅120cm、奥行き160cm |
| 大きさ選びのポイント | 設置場所の広さ、家族の人数、将来の生活変化、介助の必要性などを考慮 |
| ショールーム見学の推奨 | 実物を見て、実際の広さや使い勝手を体感 |
| ユニットバスの種類 | 様々なサイズ、変わった形のものも available |
| その他 | 大きさだけでなく、機能やデザインも考慮 |
設置場所別の種類

お風呂場全体を一体成型した、いわゆるユニットバスは、設置場所によって様々な種類が用意されています。設置場所の特性に合わせた商品を選ぶことで、快適な入浴環境を実現できるでしょう。設置場所別の種類を詳しく見ていきましょう。
まず、集合住宅向けのものがあります。集合住宅では、階下への生活音が問題になりやすいです。そこで、集合住宅向けユニットバスでは、床や壁に防音材を使用することで、階下への騒音を軽減する工夫が凝らされています。また、限られたスペースを有効活用できるよう、コンパクトな設計になっている商品も多くあります。
次に、一戸建て住宅向けのものについてです。一戸建て住宅では、集合住宅に比べて、断熱性能が重要になります。冬場の寒さや夏場の暑さを和らげるため、断熱材を多く使用した商品が人気を集めています。また、浴室の広さも比較的自由に設定できるため、ゆったりとしたサイズの商品を選ぶことも可能です。
さらに、古くなったお風呂場を新しくする際に使用する、改修工事向けのものがあります。改修工事向けユニットバスは、既存の浴室のサイズに合わせて、様々なサイズが用意されています。解体工事の手間を省けるよう、壁や床を壊さずに設置できる商品も開発されています。
このように、ユニットバスには設置場所の状況に合わせた様々な種類があります。快適な入浴環境を実現するために、設置場所の特性を考慮し、最適な商品を選びましょう。専門の業者に相談すれば、設置場所の状況に最適なユニットバス選びをサポートしてくれます。設置場所だけでなく、家族構成や生活習慣、予算なども考慮しながら、じっくりと検討することが大切です。
| 設置場所 | 特徴 |
|---|---|
| 集合住宅 | 階下への騒音を軽減する防音材を使用、コンパクトな設計 |
| 一戸建て住宅 | 断熱性能が高い、ゆったりとしたサイズ |
| 改修工事 | 既存の浴室のサイズに合わせた様々なサイズ、解体工事の手間を省ける商品 |
お手入れのポイント

清潔で気持ちの良いお風呂を保つためには、ユニットバスといえども日頃のお手入れが肝心です。ユニットバスは、表面が滑らかで汚れが付きにくい素材で作られていますが、それでも汚れや水垢、カビは発生してしまいます。快適なバスタイムを楽しむためにも、毎日のちょっとした心がけと定期的なお手入れを習慣にしましょう。
まず、入浴後にはシャワーで壁や床全体をしっかりと洗い流すことが大切です。石鹸カスや皮脂汚れなどを残さないように、丁寧に洗い流しましょう。その後、換気を十分に行うことで、湿気を飛ばし、カビの発生や水垢の付着を防ぎます。換気扇を回すだけでなく、窓を開けるなどして、浴室全体の空気を入れ替えるのが効果的です。
週に一度は、中性洗剤を使って浴室全体を掃除しましょう。床や壁、天井、浴槽、蛇口、シャワーヘッドなど、手の届く範囲は全て丁寧に洗い、その後、水でしっかりと洗い流します。洗剤が残っていると、かえって汚れの原因になることもありますので、すすぎは念入りに行いましょう。特に、カビが発生しやすいゴムパッキン部分は、念入りに掃除し、水分をしっかり拭き取ることが大切です。
排水口に溜まった髪の毛やゴミは、こまめに取り除きましょう。排水口の詰まりの原因となるだけでなく、悪臭の原因にもなります。専用のネットやブラシなどを使って、清潔に保ちましょう。
月に一度は、天井や換気扇の掃除も行うと良いでしょう。天井は意外と汚れが溜まりやすい場所です。また、換気扇の汚れは換気効率を下げ、カビの発生を促す原因となります。
これらのお手入れを続けることで、ユニットバスを清潔に保つことができ、快適なバスタイムを長く楽しむことができます。また、早期に汚れを発見し対処することで、大掛かりな掃除の手間を省くことにも繋がります。日々の小さな心がけが、美しい浴室を保つ秘訣です。
| 頻度 | お手入れ内容 | 目的 |
|---|---|---|
| 毎日 | シャワーで壁や床全体を洗い流す、換気を十分に行う | 石鹸カスや皮脂汚れなどを残さない、カビの発生や水垢の付着を防ぐ |
| 毎週 | 中性洗剤を使って浴室全体を掃除する、ゴムパッキン部分を念入りに掃除し、水分を拭き取る | 浴室全体の汚れを除去、カビの発生を抑制 |
| こまめに | 排水口に溜まった髪の毛やゴミを取り除く | 排水口の詰まりや悪臭を防ぐ |
| 毎月 | 天井や換気扇の掃除 | 汚れを除去、換気効率を維持、カビの発生を抑制 |
費用と価格相場

お風呂場を一新するお手伝いをするにあたり、費用について詳しくご説明いたします。新しくお風呂場を作るには、様々な要素が費用に影響します。まず、お風呂の広さです。大きなお風呂は、小さなお風呂に比べて材料費も施工費もかかります。次に、お風呂の機能です。最新の機能が満載の豪華なお風呂は、基本的な機能だけのお風呂よりも高価になります。さらに、どの会社にお願いするかによっても費用は変わってきます。それぞれ得意な工事や価格設定がありますので、よく比較検討することが大切です。
一般的な大きさのお風呂で、ごく普通の機能のものであれば、だいたい五十万円から百五十万円くらいが目安となります。これに、実際に設置してもらうための費用が加わります。この設置費用は、配管の工事や古いお風呂の撤去費用などを含みます。これらの費用をすべて合わせると、七十万円から二百万円くらいになることが多いでしょう。
もちろん、もっと高機能で最新式の設備を備えたお風呂や、通常よりも大きなサイズのお風呂にしたい場合は、費用はさらに高くなります。
もし費用を抑えたいとお考えでしたら、いくつか方法があります。機能はシンプルにして、必要なものだけを選ぶ、設置工事の方法を工夫して費用を抑える、といった方法です。
ご予算内で最適なプランを見つけるお手伝いをさせていただきますので、ご希望を詳しくお聞かせください。また、複数の会社に見積もりをお願いして、よく比較検討することをお勧めします。それぞれの会社から提案された内容と費用をじっくり比べて、ご自身にぴったりのプランを選んでください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| お風呂の広さ | 大きなお風呂は材料費・施工費が高くなる |
| お風呂の機能 | 高機能なほど高価になる |
| 施工会社 | 会社によって得意な工事や価格設定が異なる |
| 一般的なお風呂の費用 | 50万円〜150万円 |
| 設置費用 | 配管工事、古いお風呂の撤去費用など |
| 総費用 | 70万円〜200万円 |
| 高機能・大型お風呂 | さらに高額になる |
| 費用を抑える方法 | 機能をシンプルにする、設置工事の方法を工夫する |
| その他 | 複数の会社に見積もりを取り、比較検討する |
