こだわりの取手で空間を演出

こだわりの取手で空間を演出

インテリアについて聞きたい

先生、「ハンドルタイプ」の取手って、どんなものかよくわからないんですけど…

インテリア研究家

そうですね。簡単に言うと、ドアノブのように握って開ける取手のことを「ハンドルタイプ」と言います。コの字型や曲線になっている棒状の形をしていて、材質はステンレスや樹脂、アルミニウムなど様々です。

インテリアについて聞きたい

なるほど。たとえば、家のキッチンにあるような取手も「ハンドルタイプ」なんですか?

インテリア研究家

はい、そうです。キッチンによく使われているステンレス製の取手も「ハンドルタイプ」です。ステンレスはさびにくく汚れにくいので、キッチンに向いているんですよ。引き出しの場合は、指を引っ掛けて開ける平たい取手が使われることが多いですね。

ハンドルタイプとは。

家具や部屋の内装工事で使う『握り取っ手』について説明します。『握り取っ手』とは、扉の開け閉めに使う取っ手の種類のひとつで、握って引くタイプのものです。形は、コの字型や曲がった棒状で、材料にはステンレス、樹脂、アルミニウムなどが使われます。ステンレス製のものは、表面にクロムメッキなどの金属膜を施したものや、髪の毛のように細い線をつけたもの、鏡のように磨き上げたものなどがあります。ステンレスは、さびにくく汚れにくいので、台所の戸棚の取っ手に多く使われています。『握り取っ手』は、設置する場所に上からまたは下からネジなどで固定します。床に近い戸棚で引き出しになっている場合は、指を下から引っ掛けて開ける平たいアルミ製の取っ手がよく使われます。

取手の種類

取手の種類

住まいの空間を彩る要素は数多くありますが、扉や引出しの取手も大切な要素の一つです。取手は、家具や建具の開閉をスムーズにする機能的な役割だけでなく、空間の雰囲気を大きく左右する重要な装飾的な役割も担っています。取手の選び方一つで、空間全体の印象ががらりと変わることがあるため、慎重に選ぶ必要があります。

取手には様々な種類があり、大きく分けて握り玉型、つまみ型、そして今回ご紹介するハンドル型があります。握り玉型は、握りこんで回すことで開閉するタイプの取手で、古くから使われてきた伝統的な形状です。安定感があり、握りやすいのが特徴で、特に力の弱い方やお子様にも使いやすい形状と言えます。

つまみ型は、指でつまんで引くことで開閉するタイプの取手で、シンプルなデザインのものから装飾性の高いものまで様々な種類があります。すっきりとした見た目で、空間に圧迫感を与えないため、限られた空間やミニマルなデザインを好む方に最適です。

ハンドル型は、棒状の取手に手を掛けて引くことで開閉するタイプで、近年人気の高い形状です。握り玉型に比べて開閉動作がスムーズで、デザイン性も高く、空間にモダンな印象を与えます。素材も金属、木材、陶磁器など多種多様で、空間に合わせて自由に選ぶことができます。

それぞれの取手の特徴を理解し、扉や引出しの用途、周りの家具との調和、そして全体的な空間の雰囲気を考慮しながら、最適なものを選ぶことで、より洗練された、心地よい空間を演出することができます。また、取手の素材や色味にもこだわると、空間に統一感が出て、より洗練された印象になります。

種類 形状 特徴 メリット デメリット 向き不向き
握り玉型 球状 握りこんで回す 安定感があり握りやすい、力の弱い方や子供にも使いやすい デザインのバリエーションが少ない 伝統的な雰囲気の空間に合う
つまみ型 突起状 指でつまんで引く シンプル、空間に圧迫感を与えない、バリエーション豊富 握りにくい場合がある 限られた空間やミニマルなデザインを好む方に最適
ハンドル型 棒状 手を掛けて引く 開閉動作がスムーズ、デザイン性が高い、モダンな印象、素材のバリエーション豊富 設置スペースが必要 現代的な空間に合う

ハンドル型の取手の特徴

ハンドル型の取手の特徴

握りやすい棒状の形が特徴のハンドル型の取手は、使いやすさと見た目の美しさを兼ね備えています。取手の形は、アルファベットの「コ」のような形や、ゆるやかな曲線を描いた棒状など、様々なものがあります。この形のおかげで、しっかりと握ることができ、開け閉めが楽になります。

取手の材料も、様々な種類があります。さびにくく汚れにくいステンレスは、水を使う台所の戸棚などにぴったりです。その他にも、プラスチックや軽くて丈夫なアルミニウムなどもよく使われます。

特にステンレス製の取手は、表面の加工によって様々な雰囲気を演出できます。表面にクロムめっきを施すと、キラキラとした光沢が生まれます。また、髪の毛のように細い線を表面に刻むヘアライン仕上げにすると、落ち着いた雰囲気になります。鏡のように磨き上げた鏡面仕上げは、高級感を演出したい場所に最適です。このように、仕上げ方を変えることで、同じステンレスでも全く異なる印象を与えることができます。そのため、部屋の雰囲気や好みに合わせて、ぴったりの取手を選ぶことができます。

取手の色は、銀色のものだけでなく、金色や黒色、その他様々な色のものがあります。また、取手の大きさも様々です。小さな取手は、引き出しなどの小さな扉に、大きな取手は、開き戸などの大きな扉に合うでしょう。

このように、ハンドル型の取手は、形や材料、色、大きさなど、様々な種類があります。だからこそ、自分の好みに合わせて、最適な取手を選ぶことができるのです。部屋全体との調和も考えながら、取手選びを楽しんでみましょう。

項目 種類
形状 コ型、ゆるやかな曲線
材質 ステンレス、プラスチック、アルミニウム
仕上げ(ステンレス) クロムめっき、ヘアライン仕上げ、鏡面仕上げ
銀色、金色、黒色、その他
サイズ 大小様々

設置方法と注意点

設置方法と注意点

握り玉状の取っ手を取り付ける際、大抵は設置場所に二つの穴を開け、上下からネジで留める方法が採られます。取り付け作業自体は比較的容易ですが、ネジの締め付けが不十分だと、取っ手がぐらついたり、最悪の場合外れてしまうこともあります。そのため、確実かつしっかりとネジを締め付けることが肝要です。

また、取っ手の大きさと設置場所のバランスも重要な要素です。扉や引き出しに対して大きすぎる取っ手は使い勝手が悪く、逆に小さすぎる取っ手は開閉のしづらさを招くだけでなく、全体の印象も貧弱に見えてしまいます。扉や引き出しの大きさだけでなく、周囲の家具との調和も考慮に入れ、最適な大きさの取っ手を選ぶようにしましょう

具体的には、まず設置したい場所の寸法を測り、それに合った取っ手を選びます。取っ手を取り付ける前に、付属の型紙などを用いてネジ穴の位置を正確に印付けすることが大切です。そして、電動工具を使って慎重に穴を開けます。この時、穴の大きさがネジの太さに合っているかを確認しましょう。小さすぎるとネジが入らず、大きすぎると取っ手がぐらついてしまいます。

穴を開けたら、取っ手を当てがい、上下からネジでしっかりと固定します。この際、ネジを一気に締め込まず、少しずつ均等に締め付けていくのがコツです。最後に、取っ手がしっかりと固定されているか、ぐらつきがないかを確認します。

これらの点に注意することで、安全で使いやすく、見た目にも美しい取っ手を取り付けることができます。快適な住まいづくりのためには、細部へのこだわりも大切です。

項目 注意点
ネジの締め付け 確実かつしっかりとネジを締め付ける。締め付けが不十分だと、取っ手がぐらついたり、外れる可能性がある。
取っ手の大きさ 扉や引き出しの大きさ、周囲の家具との調和を考慮し、最適な大きさの取っ手を選ぶ。大きすぎると使い勝手が悪く、小さすぎると開閉しづらい上に貧弱な印象になる。
ネジ穴の位置 付属の型紙などを用いてネジ穴の位置を正確に印付けする。
穴の大きさ ネジの太さに合った大きさの穴を開ける。小さすぎるとネジが入らず、大きすぎると取っ手がぐらつく。
ネジの締め方 ネジを一気に締め込まず、少しずつ均等に締め付けていく。
最終確認 取っ手がしっかりと固定されているか、ぐらつきがないかを確認する。

様々な用途への活用

様々な用途への活用

{握りやすい棒状の取っ手は、台所や洗面所といった水を使う場所に限らず、居間や寝室などの家具にも幅広く使われています。}

食器棚やテレビ台、洋服箪笥などにこの取っ手を付けることで、使い勝手が良くなるだけでなく、部屋全体の雰囲気に統一感が出てきます。例えば、同じ材質や色の取っ手を家中の家具に取り付けることで、まとまりのある空間を演出できます。また、取っ手の形を揃えるだけでも、家具全体の印象が大きく変わります。丸みを帯びた取っ手を選べば柔らかな印象になり、角張った取っ手を選べばモダンな雰囲気になります。

今ある家具の取っ手を棒状のものに取り替えるだけでも、手軽に部屋の雰囲気を変えることができます。大きな模様替えをすることなく、ちょっとした工夫で新鮮な気分を味わえます。

古くなった家具を新しくする際にも、取っ手の交換は効果的です。長年使ってきた家具は、取っ手が傷ついたり、色あせたりしていることがあります。このような家具も、取っ手を新しくするだけで見違えるように美しくなります。

さらに、棒状の取っ手は、握りやすいため、小さなお子さんやお年寄りのいる家庭でも安全に使うことができます。開け閉めする際に力が要らないため、負担も軽減されます。

このように、棒状の取っ手は、様々な場所に活用でき、使い勝手や見た目を良くするだけでなく、家具の寿命を延ばすことにも繋がります。

取っ手を選ぶ際には、家具の材質や色、部屋全体の雰囲気との調和を考慮することが大切です。様々な種類があるので、じっくり選んで、お気に入りの空間を作り上げていきましょう。

種類 メリット 効果
棒状の取っ手 握りやすい
様々な場所に使用できる
開け閉めが容易
使い勝手が向上
統一感のある雰囲気
家具の寿命延長
安全性の向上

材質による選び分け

材質による選び分け

住まいの印象を左右する大切な要素の一つに、扉や引き出しなどの取っ手があります。どのような材質を選ぶかで、空間の雰囲気は大きく変わります。それぞれの材質の特徴を理解し、設置場所の用途や周辺の環境も考慮しながら、最適な取っ手を選びましょう。

まず、清潔感あふれる空間を演出したい場合には、ステンレス製の取っ手がおすすめです。光沢のある表面は、モダンな雰囲気や洗練された印象を与えます。特に、水回りや調理場など、清潔さが求められる場所に最適です。水や汚れにも強く、錆びにくいという特性も持っています。お手入れも簡単で、長く美しさを保つことができます。

一方、温かみのある落ち着いた空間を作りたい場合は、樹脂製の取っ手が良いでしょう。樹脂は、柔らかな印象を与え、親しみやすい雰囲気を演出します。木材を思わせる風合いのものや、カラフルで遊び心のあるデザインなど、様々な種類があります。子供部屋や寝室など、リラックスできる空間に特におすすめです。また、金属に比べて熱伝導率が低いため、触れても冷たく感じにくいという利点もあります。

軽くて丈夫アルミニウム製の取っ手は、開閉頻度の高い場所に最適です。例えば、食器棚やクローゼットなど、毎日何度も開け閉めする場所に設置すると、その軽さが実感できます。また、耐久性にも優れているため、長く使い続けることができます。近年はデザイン性の高いものも多く、様々なスタイルの空間に合わせることができます。

さらに、経年変化を楽しみたいという方には、真鍮や銅などの金属製の取っ手がおすすめです。これらの金属は、時を経るごとに独特の風合いを増し、深みのある色味に変化していきます。使い込むほどに愛着が湧き、アンティークのような趣を楽しむことができます。また、重厚感があり、高級感を演出するのにも役立ちます。玄関の扉や、大切な家具などに使うと、空間の格調を高める効果が期待できます。

このように、取っ手の材質にはそれぞれ異なる特徴があります。設置場所の用途や周りの雰囲気、求める機能性などを考慮して、最適な材質を選び、心地よい空間を作り上げましょう。

材質 特徴 おすすめ設置場所
ステンレス 清潔感、モダン、洗練、水・汚れに強い、錆びにくい、お手入れ簡単 水回り、調理場
樹脂 温かみ、柔らか、親しみやすい、多様なデザイン、熱伝導率低 子供部屋、寝室
アルミニウム 軽量、丈夫、耐久性が高い 食器棚、クローゼットなど開閉頻度の高い場所
真鍮・銅 経年変化、重厚感、高級感 玄関の扉、大切な家具

引出しへの利用

引出しへの利用

収納家具の顔とも言える引出し部分。その使い勝手を左右する取っ手の形状は、空間全体の印象にも大きく影響します。近年、住宅設備において主流になりつつあるのが、引出し前面に埋め込まれたような、平らな金属の取っ手です。これは、指を下から引っ掛けて開ける仕組みで、無駄な装飾を省いたすっきりとした見た目を実現します。

従来の、握り部分の出っ張った取っ手と比べて、この平らな取っ手にはいくつかの利点があります。まず、引出し前面がフラットになるため、見た目が洗練され、空間に広がりを感じさせる効果があります。特に、限られた空間を有効活用したい場合や、都会的で洗練された雰囲気を演出したい場合に最適です。また、取っ手が引出し前面と一体化しているため、掃除がしやすい点も見逃せません。従来の取っ手のように、取っ手周りの埃を拭き取る手間が省け、日々の清掃を容易にします。

さらに、小さなお子様がいる家庭にとって、安全面でのメリットも大きな魅力です。出っ張った取っ手に比べて、子供が誤って頭をぶつける危険性が軽減されます。小さなお子様がいる家庭では、安全対策は最優先事項。この平らな取っ手は、安心して暮らせる住環境づくりに貢献します。

シンプルな形状は、様々なデザイン様式に調和します。特に、近年人気の高い飾り気のない台所や、最小限の要素で構成された空間に自然と溶け込みます。金属の素材感も、洗練された雰囲気をさらに高めます。機能性とデザイン性を兼ね備えたこの取っ手は、現代の生活様式に寄り添う、優れた選択肢と言えるでしょう。

種類 メリット デメリット おすすめ空間
平らな取っ手
  • 見た目が洗練され、空間に広がりを感じさせる
  • 掃除がしやすい
  • 子供が誤って頭をぶつける危険性を軽減
  • 様々なデザイン様式に調和
  • 限られた空間
  • 都会的で洗練された雰囲気
  • 小さなお子様がいる家庭
  • 飾り気のない空間
  • ミニマルな空間
従来の取っ手
  • 取っ手周りの埃を拭き取る手間
  • 子供が誤って頭をぶつける危険性